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メサゴ・メッセフランクフルト(株) メサゴ・メッセフランクフルト(株)
プレスリリース
- 日本初、アジアン・ライフスタイルの見本市として開催
- 国内含むアジア17カ国220社が出展、7,959名の来場
- 「衣・樂・住」の幅広いライフスタイル商品を展示
- 多彩なスペシャル・イベントによる創造的空間の演出

メサゴ・メッセフランクフルト株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 広瀬 明洋)は、2004年12月16日(木)〜18日(土)の3日間、東京ビッグサイト東4ホールにて、日本初のアジアン・ライフスタイル見本市「スタイル・アジア」を開催した。世界最大の国際消費財見本市「アンビエンテ」、「テンデンス・ライフスタイル」、同ホームテキスタイル専門見本市「ハイムテキスタイル」を主催し、世界中にネットワークを持つメッセ・フランクフルトグループが、東京ビッグサイトを舞台にユニークなアジアン・ワールドを展開した。

出展対象はファッション(衣)、楽しみ(樂)、インテリア(住)と、ライフスタイル全般にわたっており、もちろん、日本を含むアジアの企業・製品に限定。総合プロデューサーとしてライフスタイル業界から(株)エッセンスの高田 公平氏を擁し、アジアを楽しめる見本市として開催された。

12月16日(木)、17日(金)はトレード・デイ、最終日18日(土)は広く一般来場者にも公開し、一部出展品を購入することもでき、多くの来場者でにぎわった。

3日間の来場者は、7,959人、うち海外からは118人が訪れた。来場者の業種別内訳は、問屋・卸業が1,008人(13%)、商社・輸入業が974人(12%)、メーカーが773人(10%)と上位を占めた。一方、小売りバイヤーは専門店607人(8%)、量販店量販店83人(1%)との結果となった。また、デザイン・設計505人(6%)となったのは、アジア製品への関心の高さを物語る結果であり、好材料となった。

一般公開した最終日には、1,590人(19%)もの消費者が来場し、出展社は直接消費者との対話を通して製品への反応をつかむことができ、好評だった。

来場者アンケートの結果によると、商品買い付け決定権がある、または、影響力を持っている来場者は68%(5412人)にも及び、来場者の質の高さを裏付けている。また、来場目的(新規取引先獲得、ビジネスコンタクトを取れた、買い付け決定ができた、市場動向を把握できた、目的の会社・商品を見ることができた)を達成できた来場者は平均して62.2%(4950人)に達していた。来場者の82%は次回のスタイル・アジアへの来場を希望しており、本見本市への関心の高さがうかがえる。

「年末開催ということで期待していた来場者数には達しなかったが、百貨店(209人3%)、商社・輸入業、海外来場者とのコンタクトが取れ、商談に結びついた。」との感想を漏らすケースが目立ち、数多くの出展社から質の高い新規顧客を獲得できた、との声が多く届いている。ある出展社は、「初回の見本市としては満足のいく来場数だった。」と感想をもらし、本見本市のコンセプトと開催実現を評価している。今後は、さらなる長期的視野に立った来場プローションにより、来場動員の量と質の充実が期待される。

スタイル・アジアは、「アジア」を切り口に日本とアジアの幅広いライフスタイル商品を競演させるというコンセプト。また、従来の見本市という概念にとどまらない「ライブ系見本市」という新しい形を目指し、本来の機能であるトレードに加え、出展社と来場者が様々な特別イベントを通じて「アジアのエネルギー」を体感できる一大見本市を演出したこと。これら2点からして斬新かつ画期的な見本市として開催されたことは大きく評価できる。

入口側から3分の2は、「アジアン・フレッシュ」ゾーンとし、アジア各国のパビリオンを中心に日本にまだ紹介されていない製品を中心にアジア街の市場を歩くようなユニークなレイアウトに構成。このレイアウトは他のどの見本市でも実現されていない斬新なデザインで、出展社・来場者ともに高い評価を得た。中央ステージから続く奥3分の1は、「アジア・セレクト」ゾーンとして、日本メーカー、インポーターが日本市場にマッチした商品を展示した。あたかもアジアの宝探しとアジアを再発見する旅を演出していた。

中央に特別イベントゾーン「クラブ スタイル・アジア」を設置し様々なスペシャル・イベントを実施し創造的空間を演出、単なる見本市の域を超えた発信性の高いイベントとしての地位を確立した。「ニュー・エイジアン・ポップ・ミュージック@スタイル・アジア」と題して、連日、アジア音楽(DJ・ポップス)を流し、アジアの臨場感を演出。初日には、日本メーカーとアジアアパレルを交えた7社合同ファッションショーが2回行われて盛り上がりをみせた。さらに、2日目には、アジアン・ライフという切り口でアジアのデザインの可能性、アジアの癒し文化、アジアの新しいブランドクリエーションをテーマにしたトークショーが行われ、アジアの最新情報を提供した。最終日は、今後の活躍が期待されるライブバンド、謡象(うたかた)のコンサートが行われ、来場者は、アジアンミュージックライブに酔いしれた。

トレンドコーナーでは、アジア・ライフから起こっている嗜好のトレンドに焦点をあてた2つの特別展示が展開された。セイロン茶をモチーフにフィーチャーされたティーのプレゼンテーションで、スリランカ大使館が後援し、スリランカの宝石やアイユルヴェーダなども参加。もう一方では、「アジアたばこコレクション」と題して日本で購入できるたばこやアジアのたばこが持つリラクゼーションとカルチャーをプレゼンテーションするユニークな構成だった。来場者アンケートによると、来場者の38%は2つのトレンド・コーナーの印象が最も深かったと答えている。

国内外の出展と特別企画を合わせ、初回開催にも関わらず、220社300小間 (2,700m²) を使用する規模の開催となった。本見本市は、日本貿易振興機構(JETRO)並びにアジア貿易振興フォーラム(ATPF)より強力なサポートを得、海外出展者はATPF経由およびメッセ・フランクフルトグループ経由で、アジア16ヶ国より191社199小間(1,791m²)あまりの出展があった。国内からは29社73小間 (657m²) の出展があった。

「従来の見本市になかったまったく新しいコンセプトがユニークなレイアウトで見事に表現され、アジアの良さをパンチの効いたクオリティーの高い併催イベントで演出していた。」とプレス関係者の多くが語っている。おおむね成功のスタートを切ったスタイル・アジアにさらなる次回の展開への期待が高まっている。

本見本市は今後も毎年定期的に開催されることが計画され、次回開催は2005年11月から2006年3月までの会期で会場を調整している。
© 2003 Mesago Messe Frankfurt Corporation