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産業見本市とは

IT技術の進歩に伴い、インターネットを活用したビジネスが普及していますが、それでも見本市や展示会は減るどころか増える傾向にあるといいます。日本全国では年間に500以上の(個展を除く)見本市・展示会が開催されています。見本市・展示会といっても様々なものがありますが、メサゴ・メッセフランクフルトが主催・運営を行っているのは、一般消費者対象のパブリックショーではなく商取引を行う場としてのトレードショー、つまり産業見本市です。

商談風景

商談風景

産業見本市が古くから開催されてきた欧米には、私たちのように見本市・展示会の主催を専門で行う見本市主催会社がたくさんありました。それに対し日本では、見本市や展示会の主催は業界団体や新聞社などが行うケースが多く、見本市主催会社による見本市があまりなかったこと、そして日本独特の商習慣やビジネス風土などにより、受発注や商談を見本市会場で行う欧米型の産業見本市はこれまであまり定着していませんでした。
しかしながら、産業を活性化し、貿易を拡大し、地域経済を発展させる重要な手段としての見本市ビジネスは、世界の多くの国々で重要な産業発展のためのツールとして位置づけられています。世界経済がグローバル化する中で、日本でも産業見本市の持つ可能性が認識されつつあります。経済産業省策定の「新産業創造戦略」の中でも、期待されるサービス分野のひとつとして「集客交流サービス」があげられ、見本市が重要分野とされています。

会場風景

会場風景

見本市・展示会の主催を専業とする私たちは、ご出展いただく企業や団体、そしてご来場いただく購買担当者や経営者など業界関係者のみなさまに、商談や取引、技術相談、情報交換などを行う場を提供するのが使命であると考えています。開催する見本市に最先端技術、最新製品、トレンド情報、キーパーソンを集結することによって、各見本市の産業分野のみなさまのビジネス拡大、業界の活性化に貢献したいと考えています。また、150カ国余りをカバーするメッセフランクフルトという国際的見本市主催会社の日本法人として、世界有数のグローバルネットワークを有する強みを活かして、海外出展者・来場者を多数動員することで、業界の国際化にも貢献しています。

今日の世界は、グローバル化、コミュニケーションや情報伝達手段の発達、スピードの変化などにより、大きな変革期にあります。こうした変化を的確に捉え、時代の潮流に即した見本市・展示会を提供し続けていくことが私たちのミッションです。見本市先進国ドイツで培われたノウハウを活かしつつ、日本の商習慣や各業界のニーズに合わせた産業見本市を開催できることが私たちの強みです。